協会理念
100歳まで元気に自分の足で歩くよろこびを
歩くことを指導することで、生涯を通じて健康保持・増進の推進を図り、かつ、その指導者育成と理念の普及・啓発に努め、国民の健康寿命の延命に寄与します。
代表理事であるデューク更家こと更家拓也は、母を歩くことで早く亡くしました。
ある日、健康診断で肝臓の数値が良くないと医師より言われ、歩くように勧められた母は健康のために一生懸命砂浜を歩きました。しかし、数ヶ月後の検査でも数値は良くならず、医師からは「もっと歩いてください」と言われたのです。歩き方は教わることなく、教わったのは歩く量を増やすことだけでした。間違った姿勢で歩いた結果、歩きすぎが原因で膝を痛めてしまい、ある日転倒をし、車椅子に乗るとあっという間に天に召されてしまいました。
「なぜ自分の母は健康に良いとされている歩くことで早く亡くなってしまったのか。」「母は歩かなければもっと長生きしたのではないか」という疑問がうまれ、それがデューク更家がウォーキングを始めるきっかけとなりました。
歩くことは身体にいいというのは、正しい姿勢で身体の機能が高まる歩き方をした場合です。もし、姿勢が崩れたまま間違った歩きを続けていたら、それは身体の負担となり身体の機能を低下させてしまうことを伝えたいのです。
「母のような人をもう増やしたくない」との思いから生まれた活動の経験を生かし、ぴんしゃんウォーキング協会を立ち上げました。
日本は世界でトップの長寿国ですが、健康寿命は先進国の中でワーストの結果です。日本の高齢化にともなう医療費の高騰を放っておくわけにはいきません。「歩く」ということで日本を元気にできるよう活動していきます。